ホンダ 新型ステップワゴン 7年ぶり刷新で2022年春発売!! 今わかっている全情報

ホンダ 新型ステップワゴン 7年ぶり刷新で2022年春発売!!  今わかっている全情報

 2022年春頃に、ホンダステップワゴンがついにフルモデルチェンジすることが判明した。

 実は今回のフルモデルチェンジ、一般的なケースとは異なるスケジュールで進んでいる。現行型モデルは2021年11月末にオーダーストップ。12月現在は在庫のみの販売となり、新型モデル登場までに約3カ月の空白期間が生じることになるのだ。 

 やや異例の展開ながら注目が集まる新型ステップワゴンの動向。その最新情報を流通ジャーナリストの遠藤徹氏がレポート。販売店の実情とともにお伝えしたい。

文/遠藤徹、写真/HONDA

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ステップワゴンの世代交代に異変?

2015年4月にデビューした現行5代目ステップワゴン。現行モデルはすでに生産中止で、在庫販売のみとなっている
2015年4月にデビューした現行5代目ステップワゴン。現行モデルはすでに生産中止で、在庫販売のみとなっている

 ステップワゴンが2022年4月にもフルモデルチェンジし、世代交代することが予想されるが、そのモデルの引継ぎスケジュールに従来と違った異変が生じている。

 これまでの一般的な引継ぎスケジュールだと、次期型車投入3カ月前あたりから従来モデルをオーダーストップ(注文受付を打ち切り、生産を中止する)し、あとはメーカーのモータープール在庫や販売店の一掃セールが始まる。それと並行して次期型の投入スケジュールを扱う販社に通達し、発表、発売2カ月前くらいになると、次期型の商品概要や販売戦略を伝達。1カ月前頃には価格を決め、事前の先行予約を開始する、などとなっているケースが多い。

 ところが今回のステップワゴンの引継ぎ方法は従来とまったく異なっている。この11月いっぱいでオーダーストップし、在庫一掃セールに入っている。12月上旬現在はグレード、ボディカラーが絞られ、売れ筋の上級グレードやホワイト、シルバー、ブラックなどしか選べなくなっている。メーカーや販売店の在庫は12月中旬あたりには底をつく可能性が濃厚になっている。

 現行ステップワゴンは狭山工場で組み立てられていたが、同工場が年内で閉鎖されることに伴い、現行ステップワゴンが早めに生産中止になったとされている。

 次期型の発表、発売はどうなっているか。販売店には一旦2022年春(3~5月頃)の発表、発売を通達した。(編集部注:ホンダから2022年春の発表・発売予定と正式にアナウンスされた)

 現行モデルの生産が終了している以上、次期型を可能な限り早く発表、発売しないと販売店にとっては大きな打撃になるのは間違いない。次期型の組み立ては寄居工場に移管して行われることがほぼ決まっている。すでに開発は済ませており、あとは生産に取り掛かる状況にあることは間違いないといえるだろう。

次ページは : 7年ぶりに新型となるステップワゴンはどう進化する?

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